大連駅は、その昔路上にたくさんの露店がでて、いい匂いの道端がたくさんあった。しかし習近平になって、大連のダボス会議も何度も開かれるようになって、海辺の再開発や、新開発、新幹線など、近代化が急ピッチに進んでいき、道端の市場、露店など、取り締まられてしまい、一掃されました。普通国際会議が終わり、二、三週間すると、自然と元の状態に戻ると、誰もが考えていたのだが、今回の取り締まりは、非常に厳しく、結局まったく取り締まりの及ばない地区に移動させらてしまったよう。
安くて新鮮な野菜や、果物がたくさんあったのに、日本と同じスーパーなどで、買わなくてはならなくて、安全性は高くなったけど、昔風な情緒はないよな＞＜。

中国での単身赴任生活の最後の半年は、この写真の正面に見える、マンハッタンというマンションが、私の住まいだった。もともとホテルだったので、内装もほとんどホテルと同じ、大きなお風呂に湯船があって、日本人がとっても多く住んでいました。
私の住んでいた部屋の大家さんは、とってもいいおばさん。（おばさんといっても同じ年齢くらいかもしれません）
旅順からわざわざ大連まで、会いにきてくれて、洗濯機、冷蔵庫など、住むにあたって、全部新品にかえてくれました。（中国ローカルに言わせると、それはあたりまえのことらしい）
でも、なんかうれしくて、中秋節に月餅をおくりました。電話で直接話をするんですが、ちょっとなまっていて、ききとりにくいです。そこで会社の中国人に代わってもらって、なんとか通じることができました。

大家さんの姪っ子が日本にいて、日本のことよく知っていました。だから、私の前の人も、日本人だったようです。
そういえば、最初お会いするとき、通訳で姪っ子も一緒に来てたんだっけ。たまたま大連に里帰りしていたと言っていたような気がするけど。

このマンションには、日本語が堪能な中国人が多く住んでいて、エレベータの中で、よく日本語で、声をかけられました。
5年くらい前は、まだ日本人がちょっとだけお金持ちに見えたみたいですけど、今中国人の大金持ちが多くて、とんでもない金持ちがたくさんいます。（その分まだ、貧富の差が大きくなっちゃったけど、全体的には中流の家庭がとっても多い）
中国人の普通の家庭でも、マンションを2～3件もっている人が結構いて、そんな人は必ず自家用車もっていて（アウディやBMW,トヨタ、シボレー、など外車が目立つ）
もちろん中国製に乗ってる人も、韓国の車に乗ってるひともいます。

中国では、普通のWIFIだと、フェイスブックとツイッターは見ることができません。VPNかなにかを介して、見ることができるようで、私も中国へ行く前に全部やめてしまったので、今日本にかえってから、まったく連絡を取る方法がLINEしかない状況です。
LINEもiphoneでは認識しないので、アンドロイド系のスマホでしか、対応できません。

あと、微信（wechat)がありますので、中国ではこのwechatやQQで、連絡を取り合っていました。

この中国のSNSも、今では政府が制御できなくなり、デモや、暴動などのあった地域では、いきなりネットや携帯電話がつながらなくなってしまいます。（余談ですが、以前北朝鮮がミサイルを打ち上げ予告して、実際に打ち上げたときは、日本のネットにまったくアクセスできなくなり、電話もつながらなくなりました。
こんなこと、いつまで続くのかな。天津大爆発、広東省の大規模デモ、炭坑崩落、新幹線脱線事故、大きな事件が起きると、すぐに政府が言論を統制するけど、画像が流失して、最終的には、全部ばれてしまい、誰かが責任をとって、辞める。

※中国人が真顔で言うんですけど、中国の政府では、一つの事故や事件で、7人以上死者がでると、そこの長が責任をとらされるので、ニュースなどでは、まず事故での死者は6人程度と発表されるそうです。